【 最新の更新日は 2022年4月5日です 】
NFTとはNon-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)で非代替性トークンのことです。
NFTのベースはイーサリアムです。
主に、ERC721という規格で作られている技術で簡単に説明するとデジタルに所有権を付与し取引履歴を保証するというものです。
デジタルの世界は、画像やイラストをインターネット上にアップロードした瞬間誰でもコピーして利用することが可能です。
もちろん、著作権の問題はありますが、それを証明するすべは、自己申告しかありません。
しかし、NFTはブロックチェーン技術を使って、画像やイラストに所有権を付与することができるようになりました。
それによって、世界中にデジタルコンテンツが自分の所有物だということを証明することができるようになったんです。
仮に、NFTの画像を表面的にコピーしたとしてもそれが「複製」「コピー」「偽物」ということを明確に証明できるようになったことで、NFT画像自体に希少性という価値を付与することができます。
最近、もっともNFTで注目されているのがNFTアートです。
最大で75億円近くの値がついたものもあります。
NFTアートは転売することも可能ですから、キャピタルゲイン目的で投資する人も出ています。
まるで、絵画などのリアルアートの世界と同じようにです。
ただ、懸念点もあります。
それは、マネーロンダリングにNFTが利用されているということです。
実際に、ツイッターのジャック・ドーシーが最初につぶやいたツイートに約3億円の価値が付きましたが、その資金がダークマネーだったということで、話題になりました。
このように、NFTをダークマネーで購入し転売することでマネーロンダリングすることができてしまいます。
このあたりの規制が整わない限り、まだまだNFTが社会に正式に浸透するのは難しいと言えます。
とはいえ、非常に革新的な技術ですから、多くの企業がNFTを活用したサービスを開発しています。
NFTゲームやNBAなどの動画をNFTで販売されています。
現在、最も有名なNFTマーケットプレイスはOpenSeaというサイトです。
ここに、MetaMaskというウォレットを接続してNFTを購入します。