【 最新の更新日は 2022年4月6日です 】
BaaSとは、Blockchain as a Serviceの頭文字をとって略したもので、ブロックチェーン開発(利用)のためのクラウドベースのプラットフォームを指します。主にエンタープライズ利用を目的としており、ネットワークの構築、ホスティング、ノードの管理などの機能により、ブロックチェーンアプリケーションやサービスの開発の工数を短縮することが可能です。
現時点(2019年7月)において、Microsoft、Amazon、IBM、Oracle、HPE、Alibabaなどのクラウドベンダーを主軸にサービスの提供を行っており、ベンダーが提供するクラウドサービスと併用する形が基本となります。また、一部のサービスではマルチクラウド対応をしているサービスもあります。
今後ブロックチェーンを活用したサービスが増え競争が激化していく中、BaaSのような開発工数を大幅に下げてくれるサービスの利用は大きなメリットを生みます。BaaSのテクノロジーは登場して日が浅く、国内での認知は低いものの、グローバルの市場において世界の業界をけん引する企業でユースケースが増え続けています。
将来ブロックチェーンでのサービス展開を考えているのであれば、BaaS提供の各社サービスの特徴や動向、どういったポイントに注目して選ぶべきか、知っておいて損はありません。