【 最新の更新日は 2022年4月9日です 】
Renの現在の状況
Renについて
カテゴリ:インターオペラビリティ(クロスチェーン)
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クロスチェーン流動性プロトコルのRen(Republic Protocol)の概要・仕組み・トークン設計など
Ren (REN)とは?
Ren (REN)は、相互運用性と流動性 を異なる ブロックチェーン プラットフォーム間で提供するために構築されたオープンプロトコルです。
以前はRepublic Protocolとして知られていたRenは、2020年5月、仮想マシンのメインネットRenVMをローンチし、2018年に3,400万ドルの新規仮想通貨公開(ICO)を行いました。
プロトコルのネイティブトークンRENは、RenVMを稼働させるする実行中のノード(Darknodeとして知られています)の繋ぎとして機能します。
Renは、ブロックチェーン間の流動性に関わるハードルを取り除くことで、分散型金融(DefI)の相互運用性、ひいてはアクセシビリティを拡大することを目指しています。
Renの創立者は?
Renは、2017年にCEOであるTaiyang Zhang氏によって創立されました。当初はRepublic Protocolと呼ばれていましたが、2018年1月に初めてRenがローンチされ、Zhang氏によって初期のユースケースが「分散型ダークプール」として説明されました。
Zhang氏自身は、仮想通貨ヘッジファンドVirgil Capital社を共同創立し、仮想通貨分野においての経歴を持ちます。
それ以前は、Zhang氏は2014年にソフトウェアとウェブ開発のスタートアップであるNeucode社を共同創設しています。Neucode社の他の共同創設者であるJaz Gulati氏は、現在Renのソフトウェア開発者として働いています。
Renの特徴は?
Renは複数のユースケースを持つ複雑なプラットフォームですが、最終的にはDeFiプロジェクトへの参入と投資の障壁を克服するように設計されています。
プラグインとして、DeFiプロジェクトは Bitcoin (BTC) や Zcash (ZEC) などの外国の仮想通貨資産をそのネットワークに移動させることを可能にします。より広義には、ユーザーは本質的に仲介業者無しで任意の2つのブロックチェーン間トークンを交換することができます。つまり、Wrapped Bitcoin(WBTC) や Wrapped Ethereum ([WETH] (https://coinmarketcap.com/ja/currencies/weth/))等のトークンの使用が不要となるのです。
RenVM は、仮想マシンで構成された仮想コンピューターネットワークです。RenVMを構成するネットワークに電力を供給しているマシンは、Darknodeと呼ばれています。
Renは内部業務のために様々な手数料を請求しますが、ほとんどは直接収益に向かわず、マイナーに支払われます。ERC-20 トークンとして、RENは取引の実行のためにさまざまなガス代を請求しています。